【体験談】日本舞踊のお稽古の進め方

この記事は3分で読めます


今回は、当サイトへお寄せいただいた舞扇子に関する体験談をご紹介します。

 

今現在お稽古を熱心にされ、先には名取を目指しておられる方の体験談です。

 

 

・・・・・・・・・

 

舞扇子や着物は叔母より

 
徳島県在住21歳の女性です。

 

小さい頃から日本舞踊をしていましたが中学受験等で一度やめ、19歳からまた始めました。

 

小さい頃は遊び半分でさせてもらっていたので実際の日本舞踊歴は2年程度です。流派は若柳流です。

 

私のおばさんが日本舞踊の先生で、その方から着物や扇子をいただいているので自分では選んだり購入はしておりません。ただどれもきれいなものばかりです。

 

 

若柳流での日本舞踊のお稽古

 

お稽古は基本的に毎週木曜日、月4~5回行っており、木曜日にお稽古に来れない人は先生と相談して別の日に来られる方もおります。

 

着物の着方、畳み方ももちろん教えていただけます。

 

お稽古はまず最初に先生に対して「よろしくお願いします」とお辞儀をし、挨拶するところから始まります。

 

私はそこは小さい頃からしていたのですぐに終わりましたが、初心者の方にはまず綺麗なお辞儀の仕方から教えていただけます。

 

そのあとは先生とどんな踊りを踊りたいか(可愛らしい感じの踊りか勇ましい感じの踊りか、どんな小道具を用いた踊りをしたいか等)を決め、それから先生と一緒に曲に合わせて踊ります。

 

最初から踊り一曲を一通り踊るのではなく、今日はここまで、今日はここまでと区切りのいいとこまでを何回も踊って練習し、そこができたら次に進めるという教え方をされております。

 

そちらのほうがとても覚えやすくそして忘れにくいです。

 

また、空のカセットテープを持っていくとそれに曲の音声を録音していただくことができ、そのカセットテープで家で練習することができます。

 

 

お稽古で使う舞扇子と舞台で使う舞扇子

 

お稽古の時に使う扇子や着物は自分の持っている安物で構いません。

 

ただのお稽古ですから特になにも言われません。

 

本番の何週間か前に先生に着物と扇子はどれを使うか伝えて、それが決まったら何度かその着物や扇子で踊ってみて、慣れておきます。それから本番に挑みます。

 

私は小さい頃には、月のお姫様、や、子守という演目をやらせていただいたのを覚えています。

 

まだ小さい頃だったのでお稽古をはっきりとは覚えていませんが大きな舞台に立って一人で緊張しながらも頑張って踊ったのは覚えています。

 

 

思い出に残っている日本舞踊の演目

 

19歳から今までの間に踊ったのは、重ね扇や、浮かれつばめです。

 

先生が次は、藤娘を踊ってみないかと言われたので次に踊るのはきっと藤娘になると思います。

 

思い出に残っている演目は最近のより昔踊った子守という演目です。

 

日本人形と風車等のたくさんの小道具を使ったので印象に残っています。

 

これからもたくさんの演目を踊り、練習し、いつか若柳の名前を取得したいと思っております。

 

頑張って続けていきたいと思います。

 

 

・・・・・・・・・

 

 

今回の体験談は以上になります。お稽古の様子も詳しく話して下さり、これからお稽古を始めようかという方には参考になりますね。

 

ありがとうございました♪

 

 

当店「山武扇舗」では、舞扇子を製造・販売しております。ネット通販でも扱っていますので、よろしければそちらもご覧ください。

 

舞扇子の一覧はこちら

 

また、ネット通販には掲載していない舞扇子も数多く扱っており、日本舞踊に精通した店主が各流派、踊りの演目に合わせた扇の御相談にも応じさせていただいております。

 

舞扇子のご相談について

 

 

舞扇子(塗骨)大箔色紙・藤娘

 

>>「舞扇子(塗骨)大箔色紙・藤娘」の詳細・ご購入はこちら

関連記事

  1. 夏扇子(女性用)ナデシコ・水色地
  2. 舞扇子(白竹)ゴールド地白松葉色松皮・紫
  3. 夏扇子(女性用)桜に兎・ブルー地