山武扇舗の扇子作りについて

このページでは、山武扇舗(やまたけせんぽ)の扇子作りについてご紹介させていただきます。

 

山武扇舗では、舞扇子や飾り扇子、夏扇子といった京扇子を総合的に取り扱っておりますが、今回は舞扇子を例にしながら当店の扇子作りをご説明いたします。

 

時代が移り変わり、昨今では本当にいい製品が出来にくくなっておりますが、当店では京都製にこだわり、扇面紙や扇骨の材料にも最高級の物を使用し、熟練した技術で一本一本責任持って仕上げをしております。

舞扇子(白竹)天金・和紙若草

扇面紙には7枚合わせの丈夫な物を使用します。

 

そして、熟練した京都の職人により、扇面に色引き、箔押し、絵付け等が行われます。

 

上絵が仕上がると、その後は折り専門の職人により、サイズに合わせて寸分の狂いもなく扇面が折られます。

扇面折り

扇骨には、国産の竹(真竹)を、扇骨の一番の生産地である滋賀県・高島で加工した最高級品を使用しております。

 

加工されて扇骨の形に仕上がってきたものに「要(かなめ)」を打ちます。要は扇骨を止めている金具の部分です。

 

余談ですが「肝心要」という言葉はこの扇子の「要」からきているようですね。
扇子にとって要はそれほど重要な部分である、ということです!

要打ち

折地と扇骨

次に、出来あがった折地(折り加工がされた扇面)と要が打たれた扇骨を糊付けしてひとつにする作業である「附け」を行います。

 

この附けが製品の最終的な出来栄えを左右しますので非常に大切な工程で、繊細な熟練の技術が求められます。

 

「附け」の作業の様子です↓
「附け」の作業の様子1

「附け」の作業の様子2

その後は、親骨(両外側の太い骨)を温めて曲げる「ため入れ」や、親骨を接着する「親あて」「糸掛け」を経て、最終的に検品をしてようやく舞扇子が完成します。

 

簡単にざっくりと工程を紹介しましたが、実際にはもっと細かい作業を経ております。

 

こうして全ての工程をしっかりと行い作られた当店の扇子はご使用いただいたお客様から「使いやすい」「丈夫で長持ちする」といったように大変ご好評いただいております。

 

当店の製品に関しましては要の締め直しや紙浮きの修理等メンテナンスもしっかりやらせていただいております。

 

扇子のことなら、なんでもお気軽にご相談下さい♪

 

また、当店の取り扱っている扇子の種類と選び方については下記のページをご覧ください。

>>扇子の種類と選び方はこちらをクリック