舞扇子・あおいで使って良い?良くない?

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当店では、舞扇子や夏扇子、飾り扇子、茶扇子等代表的な扇子を多数取り扱っております。

 

そんな中で、お客様からまれに聞かれることがあるのが、タイトルの通り

 

 

舞扇子であおいで涼を取ってもよいのか??

 

 

ということです。

 

 

これについては人により見解が分かれそうですが…。

 

当店としては基本的にオススメは致しませんっ!(笑)

 

 

理由としては…。

 

そもそも舞扇子は踊りの道具として設計されているものなのでとてもシッカリとした作りになっています。

 

ですので、基本的に骨は「しなり」にくく、あおぐ動作と、扇子自体の開け閉めもある程度の力とコツが必要です。

 

そして寸法も大きいので実際にあおいでみるとわかるのですが、結構あおぎにくいのです。

 

 

 

対して、あおぐ為のものとして設計されている夏扇子は骨のしなりがあり、少ない力で効率的に風を起こすことが出来ます。

 

また、寸法も持ち運びに適したものとなっております。(大きい寸法のものもありますが…)

 

夏扇子(男性用)紺カスミ・白地

 

 

上記の理由から舞扇子はあおいで使うにはやはり適さないと思います。

 

舞扇子は非常に柄のバリエーションも豊かですし、寸法が大きいので風はくるとは思いますが、実用的な面では夏扇子に及びませんね。

 

 

 

扇子は非常にたくさんの種類があり、それぞれの役割や意味合いがあります。

 

その用途に合わせて長い年月を経て改良、進化してきたと言っても過言ではありません。

 

それぞれに応じた正しい使い方で、京扇子の魅力を最大限に感じて頂ければと思います!

 

ご拝読ありがとうございました!

 

 

それぞれの用途やシチュエーションに応じた使用法など、ご不明な点ございましたらなんでもお気軽にお問合せ下さいませ☆

 

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